楽しみながら海の環境保護について考える「第158回えのすいecoデー」に参加 | 電気や環境問題のことならシナネンあかりの森メディア

イベント

楽しみながら海の環境保護について考える「第158回えのすいecoデー」に参加 

楽しみながら海の環境保護について考える「第158回えのすいecoデー」に参加 

新江ノ島水族館が2009年から続けている「えのすいeco」とは

あかりの森プロジェクトが支援をしている新江ノ島水族館では、毎月第3日曜日に新江ノ島水族館前の片瀬海岸西浜でのビーチクリーンを開催しています。

海岸では様々なゴミを目にします。ペットボトルや漁業用ネット、お菓子の袋や不織布のマスクまであります。
そのように海岸に打ち上げられたゴミを「海洋ゴミ」といいます。
海洋ゴミは景観に影響を及ぼすだけではなく、生態系を含めた海洋環境への影響、船舶航行への影響、漁業への影響など、様々な被害を及ぼすことが分かっています。
生態系への影響としては、すでに魚類をはじめ、ウミガメや海鳥、クジラなどの海洋哺乳動物など少なくとも700種ほどに影響が及んでいます。ポリ袋を餌と間違えて食べてしまい、死んでしまうことも日常です。

(参考:WWFジャパンWEBサイト「海洋プラスチック問題について」

さて、これらの海洋ゴミは、海に訪れた人たちが残していったものだけなのでしょうか。
実は海に流れ込むゴミの大半は、川から流れ着いたものなのです。街の中にあるゴミは雨水とともに流れていき、川を通って最終的に海までやってくるのです。

(新江ノ島水族館 えのすいecoデーで掲出されたパネル)

海洋ゴミの中でももっとも割合が多いのが、プラスチックゴミです。一度海に流れてしまうと半永久的に分解されないプラスチックゴミは、世界的に問題視されています。

出典:環境省「海洋ごみをめぐる最近の動向」(平成30年9月)

新江ノ島水族館が2009年より取り組んでいる「えのすいeco」では、生物に関する生態学(エコロジー)、そして環境を考える活動(エコアクション)の2つの側面から独自に取り組んでいます。

定期的に街クリーンやビーチクリーンを行い、相模湾の海洋環境を守る活動を行っています。

第158回えのすいecoデーにあかりの森プロジェクトも協力!

先日11月19日(日)には富士山も綺麗に見える快晴に恵まれ、「第158回えのすいecoデー」を開催いたしました。
あかりの森プロジェクトとしては、初めて協力をさせていただきました。
まずは、あかりの森プロジェクトより、あかりの森の番人「ポポネン」とあかりの森の応援隊長「シナモロール」が駆けつけ、さらに、ふたりと仲良しな新江ノ島水族館の公式キャラクター”あわたん”も応援に来ました。

ビーチクリーンには、なんと275名が参加し、うち、シナネンホールディングスグループからも社員や家族など23名が参加をいたしました。
それぞれが新江ノ島水族館が貸し出したトングやバケツ、ゴミ袋を持って海岸へ。
参加者は事前に持ち物の準備が不要なので、気軽にお散歩や江の島観光の前に立ち寄られる方も多いようです。

こどもたちはゴミを拾いながら、相模湾の波に大はしゃぎ。
浜辺で実施するビーチクリーンは、ご家族連れのみなさんも楽しみながら取り組むことができます。

 この日ひろったゴミの重量は下記の通りでした。

  • もえゴミ   24.4kg
  • もえないゴミ 6.3㎏
  • 缶      0.4㎏
  • ペットボトル 0.1㎏

普段から片瀬海岸の近隣住民の方がお散歩をしながらゴミを拾っていらっしゃる方も多いとのことで、あまり大きな目立ったものはありませんでしたが、それでもかなりの重量です。

ビーチクリーン後には、海岸で拾った綺麗な貝殻を使ってビーチコーミングを楽しむ多くの方が見られました。
拾い集めた貝殻を綺麗に洗い、ノリがついている四角いコルク板の上に思い思いに貝殻を載せていきます。
載せ終わったらサラサラの砂をまぶし、コルク板の穴に紐を通すとオリジナルキーホルダーの完成です。
裏側に日付などをマジックで記入しておくと素敵な思い出になりますね!

また、あかりの森プロジェクトからは、参加された皆様に、持続可能な社会の実現および地球環境の保護、省エネルギーの大切さを学んでもらうためにシナネンが制作した、ポポネンとあかりの森の応援隊長を務めるサンリオキャラクター・シナモロールが登場する絵本「シナモロールとあかりの森のポポネン」と、オリジナルステッカーを配布いたしました。

カワウソ~木漏れ日のオアシス~の展示スポンサー

またこの日は、ポポネンとシナモロールとあわたんと一緒に、あかりの森プロジェクトスタッフがカワウソ展示の様子を見に行くと…。

カワウソのヨモギちゃんが、かわいい顔を見せてくれました。

ポポネン、シナモロール、あわたんも、ヨモギちゃんのちょこちょこ動きまわる姿に目が離せません!

新江ノ島水族館で展示しているコツメカワウソは、世界で絶滅危惧種とされている野生動物の一種です。生息地の破壊や気候変動がその引き金となっています。

あかりの森プロジェクトは、2023年10月から新江ノ島水族館の「カワウソ~木漏れ日のオアシス~」の展示スポンサーもさせていただいております。

今後も皆様に、新江ノ島水族館の協力を得ながら、絶滅危惧種と海洋保全についても詳しくお伝えをしていければと思っております。 

新江ノ島水族館の「えのすいecoデー」、ぜひ皆様もお気軽にご参加ください。

ご家族やお友達と一緒に雄大な富士山と打ち寄せる波を見ながら、環境に良いことをできるきっかけになればと思っております。  あかりの森プロジェクトは、今後も新江ノ島水族館の活動の支援を行いながら、海洋保全・生態系の保全に関する取り組みに積極的に活動をしてまいります。

©2023 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L640409
©2021 ENOSHIMA AQUARIUM