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光熱費の節約術12選!今から誰でも簡単にできる方法を解説

光熱費の節約術12選!今から誰でも簡単にできる方法を解説

節約を考えたとき、光熱費を最初に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。電気や水道、ガスにかかる費用を少しずつ節約できれば、毎月の支出を減らすことが可能です。光熱費は少しの工夫だけでも、節約効果があります。

本記事で紹介する12個の節約術を取り入れれば、光熱費をグッと抑えられますので、ぜひ参考にしてみてください。

世帯人数別の平均光熱費         

2024年の総務省の調査によると、2023年1月~12月の平均光熱費は23,855円です。具体的には以下の表にまとめたので、参考にしてください。

1カ月あたり電気ガス他の光熱上下水道光熱・水道
平均12,265円5,209円1,275円5,106円23,855円
1人暮らし6,726円3,359円720円2,239円13,045円
2人暮らし10,940円4,971円1,466円4,242円21,619円
3人暮らし12,811円5,591円1,314円5,366円25,082円
4人暮らし13,532円5,284円797円6,042円25,655円
5人暮らし14,373円5,131円889円6,706円27,100円

参考元:e-Stat政府統計の総合窓口 家計調査 二人以上の世帯/家計調査 単身世帯

1人暮らしと2人暮らしでは、光熱費が大きく異なることが分かります。これは、冷蔵庫や洗濯機などのサイズが大きくなり、家電などの使用時間も増えるためです。

上記の表とご自身の光熱費を見比べ、平均よりも高い光熱費を中心に節約に挑戦してみましょう。具体的な節約術については、電気・ガス・水道の3つに分けて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

電気代を節約するときはこの5つがおすすめ

電気代を節約するなら以下の5つがおすすめです。

  • 電力会社(契約プラン)を見直す
  • 省エネ性能の高い家電に買い替える
  • 小まめに電気を消す
  • 家電の正しい使い方を覚える
  • 節約対策グッズを使う

それぞれについて解説します。

電力会社(契約プラン)を見直す

電力会社の見直しで、電気代が安くなることが多いです。具体的な節約術を取り入れる前に、ぜひ電力会社や契約プランを見直してみましょう。特に、結婚・出産・家族が増えるなど、ライフスタイルが変わるときが見直しどきといえます。

電力会社を選ぶポイントとしては、ご家庭のライフスタイルに合っているかどうかです。例えば「シナネンあかりの森でんき」のように市場連動型のプランならば、電力量料金の単価が安い昼間にまとめて電気を使うことで、グッと電気代を抑えられます。

この市場連動型とは、時間帯によって電気料料金が変わることです。

一般的に、早朝や深夜、正午頃にかけて安くなり、夕方から夜にかけて価格が上がりやすいとされています。

家事を昼間にまとめて行う主婦の方や、電力量料金の安い時間に合わせて行動できる方などにおすすめです。

このように、電力会社を乗り換えてプランを見直すことで、無理なく簡単に節約が可能になります。大手電力会社のみならず、新電力会社にも魅力的な会社は多くありますので、この機会に視野を広げて探してみましょう。

省エネ性能の高い家電に買い替える

省エネ性能の高い家電への買い換えは、経済産業省(エネルギー省)が推奨している節約術です。省エネ性能の高い家電に買い換えると、以下のような効果があります。

変更前変更後省エネ効果
2013年の冷蔵庫 (370~410kWh)2023年の冷蔵庫 (267kWh)約28〜35%の省エネ
2013年のエアコン (903kWh)2023年のエアコン (769kWh)約15%の省エネ
2013年の温水洗浄便座 (173kWh)2023年の温水洗浄便座 (160kWh)約8%の省エネ
白熱電球(108kWh)電球形LEDランプ(15kWh)約86%の省エネ

参考元:経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト

初期コストはかかりますが、長い目でみれば省エネ効果が期待できるおすすめの節約術です。

小まめに電気を消す

電気の節約術として真っ先に思い浮かぶ方法は「小まめに電気を消す」ことです。本記事を読んだ直後から取り組めるので、ぜひ試してみてください。また、誰でも簡単にできる方法のため、お子さまにも一緒に参加してもらいながら節約ができます。

電気を消す場合は、できるだけコンセントを抜いて電源を落とすことがベストです。スイッチを押して電気を消すだけでは、待機電力がかかってしまいます。

使用していない電力だけでも、毎月589円もの待機電力が発生しています。

待機電力については以下の記事で詳しく紹介していますので、よければ参考にしてください。

待機電力の電気代はいくら?節電方法と待機電力の多い家電を紹介 | 電気や環境問題のことならシナネンあかりの森メディア

家電の正しい使い方を覚える

上記では「小まめに電気を消すことが大切」と説明しました。しかし、小まめに消すことでかえって電気代が高くなる家電もあります。その代表例が「エアコン」です。

エアコンは、起動時に多くのエネルギーを消費します。そのため、小まめに電気を消してしまうと、頻繫に多くのエネルギーを消費してしまい、電気代が高くなってしまうのです。このように、家電を正しく使うことでも節電できるのです。

節約対策グッズを使う

電気代を節約するなら「節電タップ」がおすすめです。コンセントから電源を消すのには、少々手間がかかります。節電タップを利用すれば、スイッチを一つでコンセントから電源を落とすことが可能です。

また、節電タップのスイッチをオフにしておけば、コンセントが刺さった状態でも待機電力は発生しません。特に、待機電力の高い家電を節電タップにまとめることも有効です。ただし、節電タップのスイッチをオフにすることを忘れないように注意しましょう。

節電タップはタコ足配線になりやすいため、火災の原因にもなります。小まめホコリを取る、コードをまとめるなどの対策をしましょう。

水道代を節約するときはこの4つがおすすめ    

水道代を節約するなら以下の4つを参考にしてください。

  • キッチンでの節約術
  • 洗濯機での節約術
  • お風呂での節約術
  • トイレでの節約術

それぞれについて解説します。

キッチンでの節約術

キッチンでの水道代の節約術は以下の通りです。

・節水できるシャワーヘッドに変える
・水を貯める洗い桶を利用する
・油ものなどで汚れた皿は事前に拭き取る
・洗剤は適量を守る
・水を出し過ぎないように心掛ける

キッチンでの節約で意識したいことは「流す水の量を抑える」ことです。石鹸で手を洗っている間、水を出しっぱなしにしている方、意外と多いのではないでしょうか。小まめに電気を消すのと同様、水も小まめに止めることが大切です。

キッチンは毎日利用する場所なので、日頃から水を流す量を抑えるように心掛けてみましょう。

洗濯機での節約術

洗濯機での水道代の節約術は以下の通りです。

・一度にまとめて洗う
・お風呂の残り湯を使う
・洗剤や柔軟剤を多く入れすぎない
・汚れのひどいものは事前に手洗いする

洗濯機は、まとめて洗うことをおすすめします。このとき洗濯物を入れすぎると、汚れが落ちなかったり、洗剤のカスが残ってしまったりするため、8割程度を目安としましょう。

お風呂での節約術

お風呂での水道代の節約術は以下の通りです。

・シャワーを流しっぱなしにしない
・節水シャワーヘッドをつける
・沸かすお湯の量を減らす
・お風呂を何度も沸かさない

お風呂は、一回沸かすだけでも大量の水を消費します。そのため、何度も沸かすと水道代が高くなってしまいます。追い焚きなどを利用したり、親子や兄弟でまとめて入ったりなど工夫しましょう。

また、頭や体を洗っている間、シャワーを流したままにしている方も多いのではないでしょうか。必要のないときは、シャワーを止めるように心掛けましょう。

トイレでの節約術

トイレでの節約術としては「大・小」の使い分けを意識してください。大と小を使い分ける目安は、固形物を流すかどうかです。固形物があるときは「大」、ないときは「小」を使って流しましょう。

ガス代を節約するときはこの3つがおすすめ    

ガス代を節約するときは以下の3つを意識してください。

  • 料理するときの調理方法を見直す
  • お風呂の設定温度を見直す
  • ガス会社を見直す

それぞれについて解説します。

料理するときの調理方法を見直す

料理する際は、以下のことを意識してください。

・鍋底に合った火加減にする
・濡れた状態で火をつけない
・火を消して余熱で調理する
・下ごしらえは電子レンジを使う
・一度にまとめて作り置きする

自炊をよくする方やファミリー層は、料理するときの火加減や食器を洗うときの水温などを意識しましょう。圧力鍋や電子レンジなど、料理ごとに調理方法を変えることで節約にもつながります。

お風呂の設定温度を見直す

お風呂の設定温度を2~3度下げることで、ガス代を節約できます。特に、夏場は設定温度が高いとのぼせてしまう可能性もあるため、低くしておくと良いでしょう。

また、何度も追い焚きをしなくていいように、親子や兄弟でまとめて一緒に入ったり、入浴の間隔を短くしたりすることがおすすめです。

ガス会社を見直す

電気の節約と同様、ガス会社を見直すことが節約につながります。今ではガス会社も自由に選べるようになったため、視野を広げて探してみてください。

現在契約している会社より料金の安いガス会社に乗り換えるだけでも、簡単に節約できます。比較サイトなどを活用し、いくつかのガス会社を比較しながら自分に合ったガス会社を選びましょう。

まとめ

光熱費の中でも、電気代はおよそ半分を占めています。そのため、光熱費を節約したい方は、電気代の節約に力をいれましょう。

電気代を節約するには「電力会社の見直し」がおすすめです。電力会社を乗り換えると、電気代が安くなることが多いです。また、節約効果が高い上に手間もほとんどかかりません。ご家庭のライフスタイルに合った電力会社を選ぶことが、節約の重要なポイントなのです。

シナネンあかりの森でんきは、自然エネルギー100%の電力プランです。環境に優しい電気を使用しているため、環境問題の解決にも貢献できます。

また、市場連動型のプランのため、電気を使う時間帯を意識するだけで無理せず節約が見込めます。料金プランや料金シミュレーションをしたい方は、ぜひ公式ホームページをチェックしてみてください。